Vol.1 カルバドス
フランス北西部ノルマンディーの人々にとって一番身近な蔵物のりんごは、生で食べたり、ジャムにしたり、カルバドスを造ったりして生活や文化の一部を担う重要なものでした。
現在、カルバドスと言えば、 ほとんどが事業メーカーから出されるものですが、一部に自家製カルバドスを瓶詰めして少量生産されるものもあります。
日本でカルバドスの名前が知られるようになったのは、映画<凱旋門>で、イングリッドバーグマンが酒場でカルバドスを注文し、あおるシーンからです。このイメージから、当時カルバドスは、荒々しい酒と言われていました。
アルコール度数は40%とちょっと高めですが、りんごの甘酸っぱさがあるさわやかなブランデー。
香りは、りんごを剥いたときのかわの香り。その中にプラムのようなさわやかな香りがある。飲むと度数通り「きく〜」と言う感じも、あとからほんのりと甘味が残り、その後りんごの香りが鼻に抜ける・・・とってもチャーミングなお酒でもある。
※このアドリアン。カミュ・ベイ・デュ・オージュは、25年から30年熟成されて、その熟成香は”すばらしい”の一言。
※ワンショット ¥1,200で提供しています。