Vol.1 カルバドス
フランス北西部ノルマンディーの人々にとって一番身近な蔵物のりんごは、生で食べたり、ジャムにしたり、カルバドスを造ったりして生活や文化の一部を担う重要なものでした。
現在、カルバドスと言えば、 ほとんどが事業メーカーから出されるものですが、一部に自家製カルバドスを瓶詰めして少量生産されるものもあります。
日本でカルバドスの名前が知られるようになったのは、映画<凱旋門>で、イングリッドバーグマンが酒場でカルバドスを注文し、あおるシーンからです。このイメージから、当時カルバドスは、荒々しい酒と言われていました。
アルコール度数は40%とちょっと高めですが、りんごの甘酸っぱさがあるさわやかなブランデー。
香りは、りんごを剥いたときのかわの香り。その中にプラムのようなさわやかな香りがある。飲むと度数通り「きく〜」と言う感じも、あとからほんのりと甘味が残り、その後りんごの香りが鼻に抜ける・・・とってもチャーミングなお酒でもある。
※このアドリアン。カミュ・ベイ・デュ・オージュは、25年から30年熟成されて、その熟成香は”すばらしい”の一言。
※ワンショット ¥1,200で提供しています。
マールとは、ブドウの搾りかすから作られたブランデーのこと。イタリアでは、グラッパと呼んでいます。
写真にある【MARC DE BOURGOGNE】は、知る人ぞ知る、ドメーヌ・ドラ・ロマネコンティのマール。
そもそも流通量が少ないので滅多にお目にかかれません。 ここ最近、自身がはまっているマールです。
シングルモルトのロールスロイスと言われるマッカラン。
原料である大麦に“ゴールデンプロミス”と言う栽培の難しい品種を使用しています。
現在は栽培も困難で、造る農家も減ったことから30%の使用で生産されているようです。
シェリー樽にもこだわって大量生産に対応してきたのも有名な話です。
元祖ラベル 1971年から。壮観なMACALLANをどうぞ!
スコットランド西端に浮かぶアイラ島。モルトウィスキーの聖地です。
ビート(泥炭)がふんだんに手に入るアイラ島の蒸留所では、麦芽作りの際には潮風がたっぷり染みこんだビートで燻し、
ビート層の中を流れてきた水を醸造に使用します。
強烈な独特の香りが特徴です!
ボルドーワインの特質の一つには、何と言っても、並外れた寿命・熟成能力があります。
熟成香がかなり出て、まさに飲み頃のボルドーワイン。1990年代ワインも残り少なくなってきました。
地下のワインセーラーで徹底的に管理してきた選りすぐりのワインが、¥10,000から用意できます!